「大丈夫ですか?」と聞けば、「大丈夫です」という返事が返ってくる

私の発信はブログやFBなどのSNS中心に行っていますから、SNSを読む時間もそれなにあります。
自粛期間も長引き、そろそろ限界という声があがる一方、落ち込んでいてもしょうが無い、マイナス思考は何も生み出さない、頑張ろう!と自分や周囲を鼓舞するような投稿も目にします。

前向きに、プラス思考で、そして何か行動を起こそう!
このこと事態は悪いというつもりはありません。

しかし、今のこの急激な環境の変化、予測できない将来に対して、常にプラス思考で頑張っていれば、どこかで息切れするでしょう。

そんなに頑張っていていつかダウンしないかしら、無理しているように見えるという人に「大丈夫?」ときけば、その人は、ほぼ100%、「大丈夫よ!」と答えます。

自分が頑張りすぎていること、無理していること、ストレス状態にあることを自覚していないのですから、答えは「大丈夫」なのです。

人は自分のことが一番分からないといいますが、まさにその状態です。
周りから見れば、あぶなかっしい、心配な方ほど、自覚がないのです。

誰かに「大丈夫?」と聞かれたら、ちょっとだけ立ち止まってみてください。
そして、以前の自分と今の自分と何か違うか事実を見てください。
・仕事をし続けて、休むことをないがしろにしてませんか?
・目がさえて夜中でも眠気がしないで、何かしていませんか?

そして、心配な方に声がけするときは、雑談のように会話してみてください。
「最近どう?何してるの」
相手に話して貰い、しっかり聞くことで、相手は警戒せずに、事実を話しながら、その流れで、なにか疲れや悩みなど感情がぽろりと出てきます。

産業カウンセラー資格をお持ちの、看護師心理カウンセラーの渡辺さんの記事もとても参考になります。
是非、読んでみてください。
>>明るく元気が一番か 明るい振る舞いの前に気をつけたい事