誰しもが何かを抱えながらも働き人生を歩んでいく

先日、私のもう一つの顔である個人起業家の皆さんのビジネスサポート講座の最終回でした。
8月中旬から12月中旬までの4ヶ月、毎週、グループコンサル形式で行ってきました。

実戦講座として、毎週のグループコンサルで、進捗管理と起業歴12年の私からのアドバイス、叱咤激励を行っていました。
進捗管理と私からのアドバイスというと、カウンセラー試験のサポートにも似ています。

・対面の仕事をどうオンライン化するのか
・動画教材を初めて作るとしてどうしていいのか全くわからない
・今までの仕事とは別な収入源を見つけるために何かみつけたい
・動画教材を5年作りたかったが忙しい毎日に流されてきた

様々な動機で、私のビジネス講座に参加してくださいました。
それぞれの職業は全員バラバラ、お花屋さん、アユールヴェータ、書道家、音楽家。
今年、コロナによって、受講生全員が仕事に影響を受け、何らか対策をしていく必要性に迫られた人ばかりです。

この4ヶ月、皆さん、本当に一生懸命に取り組んでくださいました。
とはいえ、一生懸命取り組めば、予定通りにいくかというと、そうはならないのが仕事の厳しさです。
ここもカウンセラー試験勉強と似ています。

・スケジュールを立てても、おもったより時間がかかる
・長年家族のように過ごしたペットを失う
・材料がコロナによって入手しずらくなり、高騰する
・本人または家族が体調を崩す
・大切な人を亡くす

元気いっぱいで悩みもなく、時間もあってという、そんな方はいないんですよね。

今の自分にあるものや世間に不満を嘆くのでは無く、受け入れていく。
そして、ほんの一歩でも進んでいく。
初めての世界への怖さを乗り越えて行く。

そんな姿をこの講座の皆さんは私に見せてくれました。
私は、受講生の事情もくみ取りますが、それでも、やるべき事・やらなければいけない事を毎回伝えていきました。
耳が痛い話、言われて傷つく話も沢山あったと思います。

それでも起業という世界で収入を得ていくことは、生きていく上で必要であり、その先に働く喜び、生きる喜びがあるのだと思うからこそ、厳しい言葉を投げます。

ビジネスを教えるということは、まるでキャリアコンサルティングをしているようでした。
働き方・生き方を考えながら、短期的な目標、中長期の目標を意識し、行動していく。

昨日の最終回の講座では、最後お互いに言葉を掛け合いました。
涙する方もいて、講師である私も涙を堪えるのに必死でした。

全員が自分の変化を感じ、何らかのアウトプットという目に見える成果を出しました。
気づきがあることは素晴らしいですが、気づきの先に行動があり、成果があることまで、私はそこまでをサポートしたいのだと実感させてもらった講座です。

受講生の皆さん、4ヶ月お疲れ様でした。
この先も応援していきます!