キャリアコンサルタントという仕事は、
転職・就職支援をサポートするイメージを持っている人が多いです。
いや、そのイメージすらなく、何やるんだ?
キャリアコンサルタントって、思っている人のほうが大半でしょう。
キャリアは、極端に言えば官僚とか大企業に勤めている人とかだけに
関係するものと思っている人が今でもいらっしゃいます。
しかし、キャリアとは、働いている人、生きている人全員が持っているものです。
キャリアが私たち全員に関わることにも関わらず、
これまでキャリアを考えるキャリア教育が一切されてきませんでした。
現在の20代の方ぐらいは大学や専門学校でキャリア教育を受けていますが、
親世代の40代50代以降がキャリア教育を受けていないのが実態です。
自分にとっての働きがい生きがいを仕事の中に見つけていく
お手伝いをするのがキャリアコンサルタントです。
この仕事をするには専門教育を受け、試験に合格する必要があります。
キャリアコンサルタントは個人の仕事に関する悩みを解決することはもちろん、
個人が所属する組織環境にも働きかけます。
今、国は若者・女性・中高年・病気のかたの就職や、
組織で働く人の仕事相談に力をいれており、
その支援のために、キャリアコンサルタントを国家資格にして10万人作る宣言しています。
とはいえ、キャリアコンサルタントの存在がほとんど知られていない今、
まずはキャリアコンサルタントは何をするのか、
何が出来るのかという必要性を皆さんに伝えていくことが今やるべきことだと私は考えています。