カウンセリングの仕事につくために必要なのはロジカルシンキング

5月に書いたブログ記事の中で圧倒的にアクセス数が多かったのがこちらです。
>>カウンセラーとして起業・副業して仕事をしたいと考えているあなたへ

産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格は取ったけれど、
旗実務経験がないので仕事につけない
旗求人が少なくて仕事につけない
旗正社員の募集がなく、時給だと生活できないので副業としてやりたいという方が本当に多いのだなと実感しました。
コロナによって世の中の仕組みが大きく変わったとともに、緊急事態宣言により残念ながら潰れる会社、失業する方々が出てきました。
経済的影響はまだまだ出てきそうです。
日本経済が悪化すると、会社の倒産やリストラが起こります。
このとき、必要になるのがキャリアコンサルタントです。

リストラされた方の再就職支援という仕事が増えるのは明らかでしょう。

そして、コロナによる不安・恐怖などからのメンタル不調者も増えています。
緊張感でなんとか持っていた人たちも、緊急事態宣言の解除により、ほっとした途端、
なんだか不調という声もよく耳にします。

こういう場面では、メンタル不調者サポートができる産業カウンセラーの出番です。

これから、カウンセラーの仕事の出番は多くなると予想されますが、
あなたは、今声がかかると手を上げる自信はありますか?

やりたかったカウンセラーの仕事が目の前にあるのに、
いざとなると経験がないから不安、リストラのお手伝いは嫌、メンタル不調者サポートをする自信がないなどど言っているとチャンスを逃すことになります。

カウンセラーは相談者の気持ちに寄り添い、共感していくことが最も大切です。
しかし、目の前の問題を解決する必要性も緊急事態では出てきます。
そのとき必要になってくるのがロジカルシンキングです。

 

ロジカルシンキングは、カウンセリングと真反対の考えじゃないの?
と思う人もいるかもしれません。
しかし、相談者をサポートする上では、社会性を持ち、客観的視点で対応することが
相談者にとって必要な場合もあります。
ロジカルシンキングとは、
・主張と根拠に筋道が通っている
・バイアスにとらわれていない
・合理的である
・物事を適切に分解できる
・因果関係を正しく把握できる
・言葉や数字を適切に扱える
などで構成されるものです。

相談者の気持ちを受け止めることも大切ですが、その方の現状把握、課題は何かを明確にし、対応することもカウンセリングでは必要なのです。
カウンセリングを学ぶと、どうしても気持ちに偏りすぎて、共感ではなく同調になってしまい、主観というなの思い込みで動く方が、特に女性には多いです。
カウンセリングで学んだ気持ちに寄り添う共感する力と、ロジカルシンキングがあってこそ、
現実対応できるカウンセラーになれます。

そして、カウンセリングだけでなく、どの仕事にも、この両面が必要です。

私が運営委員として参加している女性の新しい働き方委員会では、7月より、このロジカルシンキングを中心とした社会人基礎力について半年かけて学ぶ、キャリアサバイバル塾を開始します。(満席御礼)
キャリアコンサルタントの方で、学生支援や今後の活動のための学びとして活用したいという方も参加して頂いています。
キャリア相談、キャリア研修にもそのまま活かせる内容になっていますので、

この機会に、是非、私と新しく出会う仲間と一緒に学びましょう!