様々な価値観を受け入れる時代、
何でもありというのは自由であり責任がある。
選択肢を自分で選ぶという能動を求められる時代である。
今この多様化についていけていないのが40代50代ではないだろうか。
60代以上になると昭和時代の全盛期を行き、割り切りが明確。
しかし、40代50代はバブル期やバブル崩壊を経て、昭和の感覚が抜けきれず、でも平成を生きている気がする。
子ども世代は多様化の中で様々な生き方を選択できるのに、そこにストップをかけているのは40代50代の親世代。
20代のカウンセリングをしていると、やりたいことを止められてきた・親が決めてきたので自分が決めたことがないという言葉が出てくる。
40代50代は新しい時代を生きていると思っているが実は昭和に縛られいる。
目標は常に誰か(会社や親)が決めてくれるという背景の元育ってきたのが今でも抜けないのである。
だから、40代50代になって、自分がどうしたいのか自分自身で決められない人が大勢いる。
私自身も親や世間が良いというレールにある程度のってきた。
52歳の今なお、自分で決めるということが苦手であり、逃げようとすることが多い。
しかし、子ども世代が大人っていいなと思い、自由と責任をもって生きていける若者が増えるには、私を始めとして40代50代の自立こそが必要なのだろう。