転機(トランジション)の乗り越え方

環境変化の激しい昨今において、自分に「転機(トランジション)」があったな、あるいは転機が来そうだなと思う機会が誰しもに増えている事実があります。

そこで今日は、転機をどう乗り越えるのかについて、キャリア理論という専門的な考えから説明していきます。

一つ目の考えとして紹介するのは、シュロスバーグという女性のキャリア実践家・専門家が提唱した「転機」を乗り越える方法です。

シュロスバーグは、人生で遭遇するさまざまな出来事のうち、自分の人生に大きな変化をもたらすような出来事(例えば、就職、転職、結婚、離婚、リストラなど)、すなわち「転機(トランジション)」を乗り越えるためのノウハウを体系化した人です。
ではシュロスバーグの体系化した理論に従って、転機について、ここで一緒に考えていきましょう。
まずは転機がどんなものか分類訳をします。

★予測していた転機(イベント)
例:希望していた会社に就職、管理職になる、好きな人と結婚する

★予測していなかった転機
例:リストラ、離婚、病気

★期待していたものが起こらなかった転機(ノンイベント)
例:就職できない、昇進できない

今、あなたに起きている転機はこの3種類のうち、どれに当てはまるでしょうか?

次に、転機を乗り越えるポイントを4つの資源から整理していきます。 
4S:4つの資源(リソース)を確認する
(1) 状況(Situation):転機がどのようなものか
(2) 自分(Self):自分自身の性格、内面的な特性(強み・弱み)
(3) 周囲の支援(Support):家族、友人・知人や専門機関など外的リソース
(4) 戦略(Strategies):変化にどう取り組むかの基本方針

変化に振り回されるのではなく、むしろ変化を自分の思いどおりにするために4つの資源(リソース)がどうなっているのかを整理し、有効活用するためにどうするかを考えていくというのが、シュロスバーグの考えた取り組み方法です。

転機を乗りきるには、なんとなくではなく、自分のリソースをいかに使うか、そして、転機は予測していたか、していなかったかで自分へのインパクトが違うということを理解していれば、慌てたり、落ち込んだりすることが減り、これからの自分をどうするかに目がむくでしょう。

転機の乗り越え方には他にもあるので、また、別な考え方を紹介しますね。