中年の危機

「中年の危機」という言葉、ここ最近結構浸透してきたので
聞いたことがあるなという方もいるでしょう。

「発達心理学」という分野で、年齢に応じた特徴が研究されてきました。
私たちは生まれて死ぬまでの間、様々な過程を経て成長していきます。
<幼児期、児童期、青年期、成人期、中年期、老年期>

昔の研究では青年期で「自分は何者かという」ことで悩み、
成人期以降、安定していくという考えでした。

しかし、自分の性格や能力を把握し、
最もあぶらがのっていて活躍世代の中年期に大きな問題がおきたり、
課題を感じる人が多く、中年期の研究が進みました。

多くの心理学者によって、中年期には大きな転換を向かえる人が多く、
人生の危機がおとずれるということがわかってきたのです。

例えば、ユング(心理学者)は、
中年は人生の前半と後半の移行期であり、
中年期の転換が人生最大の危機であるとしました。
人生の午前(前半)は自分が上昇し発展していくことを感じる。

しかし、上昇はいつまでも続かず、正午(絶頂期)を迎え、
人生の午後(後半)へ入っていくのです。

これまでと同じように生きられなく、下降が始まり、
人生の午前のすべての価値と理想が崩れていくとしています。

中年の危機を迎えるのは女性のほうが男性より早く、35歳ぐらいから始まります。
私が運営委員をしている「女性の新しい働き方委員会」のメンバーの皆さんの多くが
中年期にありますよね。

私たちは誰でも、この中年期に、どんな生活状況であろうと、
自分が出来ること出来ないことを選び分け、自分の限界を認め、
これからどうしていくか考えることで、この危機を乗り越えることができます。

今、悩んでいることが「中年の危機」の影響を受けている可能性は多大にあります。
中年の危機について学ぶことで、今の悩みを客観的に見ることができ、
解決の糸口がみえてくるでしょう。

 

女性の新しい働き方委員会では、活躍する女性を増やそう!
という趣旨の元に色々と活動しております。