あなたは本当に怒っているのでしょうか?辛くて悲しいのではないでししょうか?

「最近、苛立ちや腹立たしさ、そして怒りを感じることが多いです。どうしたらいいのでしょうか」というご相談やメールをもらうことが増えました。

喜怒哀楽、これらの感情表現があるからこそ私たちは人間らしいのです。
感情表現が「怒り」ばかりになっていたら、それは要注意です。

実は、寂しい、悲しい、辛い、不調などのマイナス感情が自分の中にたまりにたまって、解消できずに、怒りになって表現されることが多々あります。

自分でも本当の気持ちに気づかず、怒りを表現してしまっているとしたら、その人は怒ってもスッキリは当然せず、更に落ち込むことになるかもしれません。

怒りを感じたとき、すぐに吐き出すのではなく、ちょっとだけ待ってください。
そして、自分に対して質問してみてください。

・辛くないの?
・苦しいんじゃないの?
・寂しいんじゃないの?
・悲しいのじゃないの?
・不安なんじゃないの?

本当の自分の気持ちが見えてきたら、信頼できる人に話してみましょう。
自分の気持ちを解放することで、マイナスの感情が解消されていきます。
とはいえ、そんな簡単に自分の気持ちを人に話せないという人もいるでしょう。

話して否定されたらどうしよう、マイナスのことを話すのは恥ずかしいなど、自分の気持ちを伝えることは大人になるほど難しかったりします。

そんな時、お勧めな方法があります。
それは泣ける映画をみて、思いっきり泣くことです。

その方法は、私自身が自分の気持ちを上手く伝えられない人だと知っているからこそ、実体験を通して、お勧めする方法です。

私の性格タイプ(MBTI)は、心の一番苦手な機能(劣等機能)が、自分の気持ちを把握し伝えることなんです。
元々短気だなとは自分で思っていましたが、自分の気持ちがよくわからない性格だとはMBTIと出会うまでは全く気づいていませんでした。

その当時はまだエンジニアの仕事をしていて、非常に忙しく、そしてリーダーとしての役割責任もありました。
周りには大変だねと言われることも多かったのですが、自分としては好きな仕事を思いっきりできて、そして責任ある役割も果たせているのに、そう言われることが嫌でたまりませんでした。

とはいえ毎日が忙しく時間が足りず、部下には思ったことが伝わらず、スケジュール通りに仕事は進まず、イライラして怒ってばかりいました。

ちょうど、その頃、MBTIの認定ユーザ(フィードバックできる資格)として、自分の心の劣等機能を体感するという自己理解の指導を受けました。
その指導での課題が「フランケンシュタイン」という古い映画を見て、後日感想を話すというものでした。

この映画の内容には触れませんが、私はこれを見たとき、ただただ泣いていました。
号泣状態です。
映画を見て数日して、感想を話しに指導者と会ったのですが、話し始めると、また涙が止まらなくなりました。

そして、指導者の方に言われました。
「あなたはいつも大丈夫です言いますよね。頑張るのが普通だと言いますよね。そして、部下や上司に対しての怒りがよく出ると話しますよね。本当の気持ちは、今の状態なのですよ。」

私は、仕事が辛かったんです。誰かに頼りたかったんです。
仕事が好きなのに辛いわけがない、責任が重いとは思いたくなかったのです。
このときを思い出すと、今もブログを書きながら涙が出てきます。

泣いて涙を流すことは、脳が科学的にもストレス発散効果があると言われています。
泣いた後には、血中に含まれるストレス物質が減少します。
また、鎮静効果のある「エンドルフィン」(脳内ホルモン)が増えます。

だから、泣くとスッキリするのです。
最近、イライラして怒ってばかりいる方がいたら、是非、泣ける映画を見て、思いっきり泣いてみてください。